イギリスのイベントごと
このケアホームでお世話になって、私の中ではすっかりお馴染みになった光景ですけど、まだ紹介してなかった事の1つに、週末のランチタイムの過ごし方があります。
ランチの時に、自分で好きなお酒を選びます。ワインは、赤. 白. ロゼから。今回はたまたまビールでギネスですけど、ジントニックなども選べます。
来年は100歳なのよーって言ってるおばあちゃんはギネスを選んでました。まだ飲み足りないらしく、食後は、部屋で飲みたいから一緒に持ってきて!と言ってました。
そしてこのケアホームには、バーカウンターもあって、隔週土曜日には好きな人が集まって、談笑しながら飲んでイギリスらしく、時間を決めてサクッと切り上げてたのしみます。
なんとも素敵な時間の過ごし方♪
日本のホームでも、希望者には提供出来ますが、他の利用者さんに配慮して、グラスや座席の工夫が必須でした。
もう終わってしまったけど、先週はハロウィンがありました。
ハロウィンってなんだか知ってる?とT先生に聞かれ、収穫祭ですよね?と答えた私に、「Halloween=Holy evening (聖なる夜)なんだよ。All H allows,All Saints とも言うの。」と教えてくれました。あれはアメリカのお祭りだ!とも言ってました。
あとで、グーグル先生に聞いたら、イギリス発祥だけども、イギリスでは、アメリカのようには祝わないんだと言う記事が山ほど出てきました 笑
どんな華やかな雰囲気なんだろうと思っていましたけど、定期的に来てくれてる歌の人達が、仮装して楽しませてくれた日が一番面白かったです。
T先生は、折り紙にとっても興味を持っていて、作るところを見せて欲しい!と頼まれました。何が作れるの?ってことで、鶴、パンダ、バラ、そしてせっかくなら遊べるものをと思って跳ねるカエルを作ったんです。
このカエルはこうやってジャンプするんです!ってやって見せたら、まぁ喜んでくれること 笑 !
何も考えず、2匹作っていたら、競争しよう!ってほんと子供みたいに言ってきました。こっちの方がよくジャンプするねって大笑いでした。
この親子ガエルは、別の方に。
「こんなlovelyなのをもらっても、私何もお返しできないわ」って言われた時には焦りました 笑
T先生に、サンタクロースも作れるよーって、季節的なものもお見せしたら、イギリスではファーザークリスマスって言うのよ。聖人の一人なのとまた一つ勉強になりました。
この流れで、日本の政治家について質問されたので、Brexitってどう思いますか?と聞いてみたら、とっても難しい質問ね。と仰ってましたー。きっとデリケートな話題なんでしょう。
ちょっと逸れましたけど、ハロウィンが終わって数日後の夜、最寄りの街から花火の音が聞こえてきました。
結構長い時間かけてやってるんです。しかも冬の澄んだ空気の中の花火と星がめちゃくちゃが綺麗!
イギリスにはGuy Fawkes Nightという風習があるそうで、祝日ではないけれど、この日からさかのぼること、1週間、打ち上げ花火を盛大にしてもいい、という決まりがあるそうです。なので、この1週間、庭や近くの公園で花火あげ放題なんですって。