介護と暮らし方
やっぱり、こっちのやり方が好きです!!
っていうのも、医療面でも生活面でも最後まで人間らしく生活できる環境が整ってるし、何よりレジデンツ達の考え方が若々しくて素敵です。
まぁ人にもよるとは思いますけど、今の人はいいよねとか、もう歳だからとかの理由で自分を諦めたりしてません。
歳を重ねるのに後ろ向きではないし、日本と比較すると周りも随分寛容なように思います。
と言っても、ここはお年寄りのための施設です。悲しい現実ですが、午前中はめちゃくちゃ元気だった人が、午後には亡くなってしまったりします。身の回りの事も自立してできてる人でも、分かりません。
最期の受け入れ方が日本より自然に感じるのは、生き方が違うからなんでしょうね。
人手がないからといって、みんなで同じ時間に同じ場所で毎回食事したり、お風呂の時間でも流れ作業のようになったりすることはないです。日本で働いてた時のように、レジデンツを急かすような声かけなんて、一切聞きません。
こう言うと人員配置の問題じゃない?とすぐに言われるけど、全てにおいて考え方が違うんです!!!!
例えば、こちらでも朝食配膳の時間はめちゃくちゃ慌ただしくて、介護さんたちは「毎朝この時間は忙しすぎて、心が折れそうになる!」とぼやいています。まぁ、日本の現場とは比べものにならないんですけど、こちらの介護現場にしたら、とっても大変なんだと思います。
それにしても、イギリスのレジデンツさんたちの生活の様子を見たら、日本の関係者の皆さんはどんな反応をするんだろうと思ってしまいます。
先日、ユージェニー王女の結婚式がありましたが、みんな手を止め、TV中継に夢中でした!
男性の90歳のレジデンツさんは、『こんな素敵な人と結婚できてご主人のジャックがうらやましいよ!今日の警備費はテロに備えて〇〇ポンドなんだよ。』って言ってました(o^^o)
そして、あっという間に、イギリスは秋になりました。
今月末には、ホームでハロウィンパーティがあるそうです。楽しみ!
一足早く、会社の人が近くの村のガーデンパーティーに連れてってくれました。
ここはクリスチャンの方が共同体を作ってみんなで暮らしてる場所だそうです。youtubeで何でも見られるんですね、びっくりしました!
今日のパーティにBBCの取材の人が来てましたけど、それが目に入らない位、イギリスのカントリーサイドの雰囲気が満載でついキョロキョロしちゃいました 笑
ここは絵本の中です( ^∀^)
木の枝を利用したブランコ、草がクッションになってる坂の上を子供達が転げ回って遊んでたり、このパーティーのスタッフさん達はお揃いのロングドレスを着てイギリスのカントリーサイドの雰囲気がたっぷり感じられます。
ちゃんと列に並んで!とか、ブロンド、赤毛、そばかすの子などどこを向いてもイギリスらしさを感じられます。
初めてHorse Cart に乗せてもらい、子供と同じようにはしゃいでました 笑
ここでは約300人が暮らしてて、学校もあるし、畑ではじゃがいも以外の10種類くらいの野菜を作っていて、木のおもちゃを作る工場もあるそうです。敷地の広さを聞きましたけどわからないとおっしゃってました!笑
とにかく大きいです!!!!
カントリーサイド、楽しいです!!!こんな素敵な場所で暮らせるなんて、イギリスの人がうらやましくなります 笑!