ポータブルトイレがない!!!
ちょっと介護の話しです。
体調が悪くなったり、足元がおぼつかなくなったりすると、施設だと一先ずポータブルトイレを用意したり、在宅で長期的になるとトイレ内に手すりを付けて自立と安全性を両立させていきます。
この施設に限ったことがどうかはわかりませんが、誰もポータブルトイレを使ってないんです。トイレ内の手摺もありません。
その変わりに、差込み式の便器、便座にネジで締めて使う補高便座、移動可能な便器周りの手すりトイレアームをフル活用してます。
施設介護をメインでやってた私にはこの方法には結構なインパクトがあって、これまでのスタンダードがどんどん崩れていきます 笑
何もポータブルトイレでなくても充分に機能的には賄えている事に感心しました。
日本にも同じ商品があるんですけど、実際には使ってるのを見たことがなかったんです。
でも、日本の介護用品はポータブルトイレが家具調になっていたりしてきめ細やかな配慮が感じられます。
体の機能が落ちるとポータブルトイレを使う!が施設介護の標準になっていたので、極端な雰囲気の変化がないこの方法は新鮮でした。おしもの機能が落ちて、パットやオムツを使ってらっしゃる方もいますけど、部屋にポータブルトイレがないから、介護を受けてる人の部屋っぽくならないんですよ(^O^)
体調が安定してくると、そのポータブルトイレが物置化したり、しなかったり 笑
きっとここにポータブルトイレがあったらあんなに寛いでご家族と過ごすこともできないのかも知れないな…。ちょっとしたことだけど、今後覚えておきたい事のひとつです。
丁寧にひとつずつ対応できていたり、落ち着いて対応する時間がもて、極端な雰囲気の変化がなかったり、レクリエーションが充実してたりします。(日本の施設に比べても仕方ない部分はありますが)
利用者さんにとって認知症になるストレスが格段に少ないように感じます。
イギリスは今日がイースター♪
こんな可愛いテーブルを囲んでみんなでランチです(*´꒳`*)