2018年☆イギリス留学で大冒険〜ボランティア介護〜

英語スキルゼロ!だけど、一念発起しました‼︎

介護の違いと多様性

イギリスと日本の違いは一人一人が多様性を認めているかどうかの違いだと思います。あっ、あくまでも介護の視点を、中心に。

日本で言うところの共生社会です。共生社会っていうと福祉的な意味が強いんですけど、誰もが自分らしく生きていく社会と言う点では共通するんじゃないかと思います。 

今、日本で暮らすよりも格段に自由な気持ちで年齢や国籍を感じないで、一番自分らしく過ごせてるのがとても不思議だったんです。

まあ、国の細かな事情がわかってないってのもありますけど。それはなんでだろうと自分なりに調べたり考えたりした結果、この多様性に結びつきました。そしてブログタイトルも変えようかと思ってたりします 笑

 

もちろん、同僚達やレジデンツさんと年齢の話にはなります。結婚は?子供は?とか定番のあの話です 笑。

だけど日本みたいに、何歳だから◯◯をした方がいい、しなくちゃいけないっていう考えがないですねー。先輩後輩の縦社会はまだ見えてません。

同僚やレジデンツさんから.Mr.Mrsはつけなくていいからね。と言われますが、私はまだなかなか思い切れません(*´Д`*)なので、いつかイギリスの方を真似て、勢いを付けて一度Hi.My Dear.とか、Hi My Darlingと呼んでみたいな、とこっそり思ってます 笑

 

同じヨーロッパでも国が違うと、アジア人はバカにされる、とそこに暮らしていた方から聞いていたので、内心ビクビクしてたんです。だけど、そんなことを意識する必要は全くありませんでした。私はアジア人だし、英語をろくに喋れないのに、まあ暖かくって!!最初のうちは、施設内だから特別なのかな?と思ってましたけど、それは近くのどの街に出でも、ロンドンに出でも変わらないんです。

レジデンツさんは皆さん明るい格好していて、年齢を感じさせないし、華やかな色やデザインがまたよくお似合いです♪みなさんの表情はいつも明るくて、ハッピーオーラがいっぱいなんですよ!ちょっと日本の施設とは違いますね。

 

イギリスの多様性とは、日本で言うところの共生社会、ノーマライゼーションだと思ってます。こちらでは学生のうちから、多様性を認め合う事を教えていくそうです。日本語に訳された内容を少し見ただけで、羨ましく感じました。

 

 

ちょっと話がずれましたけど、施設介護が日本とあまりにも違いすぎてて、日々カルチャーショックを受けてます。

 

 

日本は世界の中で最たる高齢社会で、その日本の認知症を中心とした介護は、世界的にも注目されています。中には介護先進国だと思ってる人もいるかも知れません。

こちらに来て日本の介護を客観的に見る機会が増えてますけど、日本はもっと!と一生懸命になり過ぎてて、気がつかないうちに介護現場にゆとりがなくなってしまっています。

それが、場合によっては利用者さんの認知症の進行に影響が出ていることもあるのでは?と感じる瞬間があります…。日本の利用者さんには自由やゆとりがなくて、無理に我慢してる場面が非常に多いんじゃないかなと、感じました。

そう。日本の介護現場にはゆとりがなさすぎるんです。利用者さんにも、職員にも!!

こちらの介護現場は、ゆとりはあるけど、だからと言って決して怠けてたりはしません。ちゃんと向き合って、一つずつきちんと対応してます。手を抜いてはいません。

ここで働いていて、今まで自分がやってきたことを振り返ると、これはこのままだと通用しないなと思い知らされます。

 

もうすぐイースターなので、明日はイースターイベントがあります。今からすごく楽しみです!!!

 

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