Origami partyとJapanese food
いつもお世話になっているJさんの提案で、Jさんのお宅で折り紙パーティーと日本食を作ることになりました。
前もって日にちを指定していただいていたにも関わらず、旅行のバタバタで何を作るか前日まで決められずにいました。ヽ( ̄д ̄;)ノあーあっ!!
食事のメニューは、イギリスでも手に入る食材で…と思って、生姜焼き、鳥の唐揚げ、卵焼きにしました。
人並みに料理をできるつもりでいましたけど、余所様のお宅のキッキンで作るとなるとドキドキします。しかも、イギリスに来てからは料理らしいことを一切しておりません!!
そして、このメニューはいつ作ったかしら?思い出せないほど昔の記憶です。笑 卵焼きは甘いの?塩っぱいの?どうしよう?と思って手持ちの食材を思い浮かべながら、グーグル先生に相談したら、お吸い物の素が卵焼きによいと書いてありまして、ぶっつけ本番でやってみました!!!
これがなかなか好評でして、Jさんは、あの卵の中に何を入れたの?と後日興味津々で聞いてきてくれました。まだ手元に残ってたものをおすそ分け!
皆さんも是非お試しくださいー。とっても品のいい味で美味しかったです(^^)
玉ねぎが目に染みて、もうたまらないねー!!の瞬間です。笑
大好評だったのは、鳥唐です。12人のJさんのお友達が集まってくれたんですが、人気シェフになったような感覚になりました 笑
同僚も来てくれてて、その方がケアホームで言ったもんだから、レジデンツの方も、次は是非呼んでくれ!と言ってました 笑笑
沢山の人だったから、Jさんがほかにチャイニーズ系のヌードルなどを作ってくれて、とっても助かりました。日本のお米はジャスミンライスと言うらしく、たっぷり塩をかけてお鍋でお米を炊いた後、ふっくら仕上げるために、炊きたてご飯をザルに移して上からお湯を注いでいました。この方法には目からウロコ!水加減は調整できるけど、お鍋でご飯を炊く方法を知りません 笑
肝心の折り紙ですが、クリスマスの飾りになるものを!というリクエストがありなかなかイメージができません。簡単に折れるのは、前回のしおりとか、鶴だけど、クリスマスのイメージとは程遠く、暫くグーグル先生にお伺いをたてました 笑
そしたら!!めちゃくちゃ簡単なバラの折り方がわかりました。これなら手間も少ないし、見栄えもいい!しかも、イギリスの国花だ!!!ということで即決でした。
Jさんが迎えに来てくれる間、フロントで待ってたんですけど、そこに居合わせた人にこんなのを作る予定です。と説明すると、私にも作って!とか、なんて凄い技術なの!のと、嬉しくなるお声を沢山かけてもらいました。手直ししたいところがたくさんなのにね!!
たまたま、レジデンツのTさんがお散歩から戻ってこられたんですけど、Tさんの奥様はローズというミドルネームだそうで、後日、Tさんのお部屋に伺って、バラを作ったらとても喜んでくれました。
休日で雨の日とかを利用して、サンタクロース、パンダなども折れるようになったので、予め折って見本として持ってお邪魔しました。
もし気に入ってもらえたらお土産にしてもらえるし♪
予想だとバラが一番人気だったんですが、皆さん迷わずにクレイン!(鶴)とおっしゃてました。
クリスマスツリーと鶴って変な感じですけど、それって日本的な考えなんでしょうね。まぁ、好きなのからやってもらえたらと思ってOrigamiを始めました。
折り紙の折り方を英語で説明するのって難しいですねー。片方だけめくってください。とか、ここを中心にしてぴたっと合わせます。とか大事なとところが全然言えませんでした 笑
よくない先生でしたけど、根気強く聞いてくれて皆さん初めてとは思えない仕上がりになってました。イギリスで折り紙をやっていると、必ずと言っていいほど「いつから習ってるの?」と質問されます。そういえば、いつからできるようになったんだろうと不思議に思いながら「私達は幼稚園の頃から習いますー。」と説明しました。今はもうやらないのかなー?
意外な所で、日本の文化を再認識させてもらいました。
どう言えばいいのかわかりませんけど、文化の違いやその価値を知る機会がもっと必要なんだと思いました。
折り紙に限って言えば、旅先でちょっと助けてもらったお礼にプレゼントしたり、仲良くなった時に作ってお見せたりしました。それに、ちょっとした時間つぶしにもなるし、外に出る機会がある方には是非オススメしたいです^o^
ローズさんのご主人のTさんは、会うたびにうちの孫だと思ってるよ。とか、毎朝の奥様との電話の最中に、またまた通りかかると、うちの孫が会いにきてくれたよ。と言ってくれてます。
はじめのうちは、気を使ってくださってるのかと思ってましたけど、訪問者の方やお身内の方にも、こちらが戸惑ってしまうくらいの勢いで、うちの孫だよ。と紹介してくれます。奥様も身内のように接してくださいます。
本当のお孫さんはまだ未就学時でロシアで暮らしてるそうです。お孫さんの写真や、お孫さんが書いた絵をいつも楽しそうに見せてくれます。
Tさんに折り紙のバラを作ったら、奥様が、私もクラフト好きなのよー。と手作りのセンスの良いメッセージカードを見せてくれて、こんな素敵なお花を作ってくれました。
現役の頃のTさんは、近所の子供達にいろんな手作りのものを作ったり教えてあげていたそうです。
いろんな人の優しさに支えてもらってて私は幸せだなぁ、と感謝せずにはいられませんでした。