バリデーションとチャリティショップ
介護のテクニックでバリデーションというものがあります。
バリデーションの特徴は、認知症の人に嘘をついたりごまかしたりせず、「傾聴」と「共感」を基本にコミュニケーションを行うこと。
認知症の人が大声を出したり、徘徊をしたりすることにも全て「意味がある行動」として捉え、なぜそのような行動をとるのかに立ち返ります。接する上で「うそをつかない」「ごまかさない」ことで、信頼関係が深まり、高齢者の言葉の奥にある“真の訴え”を理解する、という基本的態度を重視しています。
この対応法方が、面白いくらいにイギリスの、認知症のレジデンツさんに効果がありました!!
私は彼女の言ってることの半分くらいしか理解できないけど、ちょっと様子がおかしいとかは分かります。とにかく目線を合わせて、軽く手を握り、傾聴と共感を繰り返しました。
なんてことない認知症対応の基本です。
彼女も私の英語が変だってがわかってると思います。
こんな時、私が出来るのは、出来るだけシンプルに伝えて、バリデーションするだけです!
話してるうちにだんだん彼女の不安が収まって、すっかり安心した様子に変わっていきました。
一瞬でも役に立てたことと、日本で身に付けた介護技術は偽物じゃなかったことがわかって嬉しかったですー(*´∇`*)
でも、いつも私もこのブロークンイングリッシュでも、イギリスの方に丁寧に対応してもらって、なんとか最低限のキャッチボールは出来てるのを思い出しました。私は認知症ではないけど、要は同じことですね。
ペースに合わせて、丁寧に対応。…してもらってました!!!
相手のペースに合わせて、徹底的に聞くってとてことは、安心感を与えられられるし、お互いに優しい気持ちになれるってことに気が付きました。いい勉強ですー(๑˃̵ᴗ˂̵)
そして…イギリスにはチャリティショップというものがありまして、各家庭の不用品やユーズドの品が格安で売っています。売り上げがそのまま寄付になるんです。結構掘り出しものもあるみたいでみんな気軽に利用してます。名前は違うけど、アメリカでも同じ仕組みのお店があるそうですね。
ここの店員さんは無給です。正にボランティア。
英語の上達には行動、行動、行動だよーって言ってくれた人がいて、空いた時間にここの店員さんしたら?って実は来た当初から勧めてもらってました。
今までは英語に自信がないのと、新しい生活に慣れるのに精一杯だったんですけど、残り半年。気持ちを切り替えて!!
今なら英語も、最低限の意思疎通はできるじゃないか!!
そう思ってマネージャーさんに思い切って相談しました。すっごくいい人なんだけど、私が勝手にびびってます 笑
私はいいよ!でも、あなたのエージェントに一応聞いてみるね。ということで、近日中にお返事をいただけることになりました。 やったー(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
申請書類に緊急連絡先や、誰の紹介かとかも書かなくちゃいけないんですけど、そんな面倒くさいことを快く引き受けてくれる人がいるので、きっとうまくいくと信じてます(*´ー`*)!
まぁ、お店側が受け入れてくれるかは行ってみないとわからないんですけど、とにかく下手に考えすぎないで、静観してみます♪
どう進むかはわからないけど半年前にはとても考えられなかった事をやってみようと考えるようになっただけでも、よしとしようと思ってます 笑
調子いいですね〜笑笑
マネージャーに聞くの、めちゃくちゃドキドキしました 笑笑
これは結果式当日のTV中継でみた足の先までユニオンジャックの面白い人。
浮かれる気持ち、わかるなー(^○^)